のんびりッ子にて脱力を。
少し落ち着いたと思ったら、しゃっくりしながら話す彼方。
「ぼ、僕、希美、先輩、いなかったら、学校、嫌いに、なりそう、です…。」
あらまぁ、不登校になったらどうしよう!!
じゃなくて、
『強くなるんじゃなかったのー?』
「それは、希美先輩、ありきです。」
この甘ったれ!!
『別に、一生会えない訳じゃないんだから、そんな深刻になんな!!』
「ねぇ、さっきからさ、オレは?
オレは居なくても支障なし?」
『遊びに来るし。
あんたも遊びに来たらいい。』
「…本当ですか?」
「あれ?おかしいな、聞こえてないかな?
オレは仲間外れですか??」
『絶対。
だから、泣かないの。』
「オーレーはー?!!
泣いちゃうよー?!」
『圭介くん、ちょっと黙ろっか。』