のんびりッ子にて脱力を。

「何をニコニコと遊びの約束なんかしてるのかな?」


いつの間にここまで移動してきたのか、凌ちゃんサンに頭を押さえつけられた。



『だって、遊びたいお年頃ですよ!!

遊び放題バラ色キャンパスライフですよ!!』


ねぇ?!


「はいはい、そんなに興奮しない。

それより、のん。
卒業おめでとう。」

呆れ顔の凌ちゃんサン。

周りの女の子がガン見だよ!!


「希美、」

『はいぃ?!』


返事の途中でグイッと引かれたと思ったら、デコに柔らかい感触。


いわゆる、デコチュウだね。

きっとピカチュウの親戚かなんかだと思う。


「じゃ、これからもいっぱいイロイロと遊ぼうな?」


爆弾を投下して颯爽と帰っていく要。


迷惑な奴だ。




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