のんびりッ子にて脱力を。
プリを片手に、嬉しそうな凌ちゃんサン。
…そんなにちゅープリが嬉しいですか。
キラッきらな笑顔しちゃってさー。
「のん、まだ怒ってンの??」
『別にー。もう帰る。』
「あ、藤木。
これ、俺の彼女。
キミ、出る幕なし。
じゃ、もう帰るから。」
綺麗なオネーサンに爽やかな笑顔できっつい一言を浴びせ、あたしの手をとると、ずんずん歩き出す。
オネーサンは絶句。
『凌ちゃんサン、最低ね。
いつか刺されるよ。』
「そんときは、ほら、のんが助けてくれんだろ??」
『…責任持って刺されてください。』
「いやいや、遠慮すんなって。」
『してねーよ!!』
凌ちゃんサンのバーカ!!
END.