Mission、~俺達の未来~
 
くっそー。
 
これじゃあ完璧に主導権握られてんじゃねぇか。
 
 
…絶対認めない。
 
 
「お前、オレの気持ちわかってんの?」
 
 
「…」
 
「妬いたよ、だから何?
どう責任取ってくれる訳?」
 
 
美風は呆然とオレを見ていた。
 
「…ふふ」
 
そして笑う。
 
あーもう調子狂う。
 
「私、大雅だけだよ」
 
そしてこう続けた。
 
「海千祭、楽しみにしててね」 
「は…?」
 
 
海千祭とは文化祭みたいな感じの祭り。
 
 
かなり盛り上がるらしい。
 
 
オレはもちろん美風と回る。
 
 
 
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