Mission、~俺達の未来~
 
美風の隣に男がいた。
 
笑って話してる。
 
「…」
 
オレは反射的に美風の腕を引っ張った。
 
 
「っ…大雅?」
 
何も言えずに美風を見つめる。
 
「ちが…、これは違うっ」
 
 
美風は困惑していた。
 
それを見た男がオレを睨む
 
 
「…誰?美風ちゃんのファン?」
 
 
「…」
 
オレは美風の腕を掴んだまま男の腹にキックを入れた。
 
 
ぐはっ、と苦しそうな男。
 
オレは何も感じなかった。
 
 
「汚ねぇ口で美風の名前出すな」
 
 
美風はもう泣きそうだった。
 
 
 


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