Mission、~俺達の未来~
美風はオレのだ。
誰にも触らせねーし喋らせねー。
美風はオレだけのだ。
『知ってっか?美風って実は超バカなんだぜ
あとすぐキレるし、腹黒いし』
美風が吃驚した目でオレを見る。
『お前等の悪口ガンガン言ってんぞ』
「嘘…美風ちゃんが…」
『あぁ、かなりグータラだし
お前等美風の本性知らねーから騒げんだろ』
美風がオレの腕を掴む。
「待っ…私そんな…」
『黙ってろ』
「…なんで…」
『力づくで口塞いでやろうか?今この場で』
「……」
美風は諦めたのか、オレの腕から手を離した。