Mission、~俺達の未来~
玲央は、ずっと女子軍団に絡まれていたらしい。
そこで悠生達が凛の名前を言いながら走って行くのを見て…無理やり女子軍団を振り払ってきてくれたらしい。
「玲央…」
「ごめんな…」
「良い場面はオレ等がもらった」
「…これからやで」
玲央がスッと立ち上がる。
そしてあっという間にうちの唇を奪った。
「…っ」
「怖かったやろ?」
その優しい声にうちは泣きそうになった。
だけど泣かない。
「…ばか」
「照れてるやん、可愛いー」
「…ばっ…玲央!」