Mission、~俺達の未来~
朝、オレは絶句した。
美風がいた。
「神流さん、ここ教えてくれる?」
「うん…ここは…」
美風の隣にいたのはオレじゃない男だった。
「美…っ」
そう呼んだ。
呼んだのに。
「神流さん!今日夜空いてる?」
「え…」
男が次から次へと美風の元に流れ込む。
オレは近くにあった机を思い切り蹴った。
「きゃ…っ」
それにビビってる女。
「あぁ悪い」
「あ、大丈夫です」
「…」
なぁ美風。
オレの気持ち味わえよ。