Mission、~俺達の未来~
 
良くできました、とでも言わんばかりの微笑み。
 
 
その笑みに気を取られてたあたし。
 
 
「うわあっ」
 
差し伸ばした腕を思い切り引かれる。
 
 
あたしの肩が悠生の胸板に当たり…。
 
 
顔を上げたあたし。
 
 
「っ///」
 
悠生の顔が至近距離にあった。
 
「喜んでお供します、詩織様」 
 
優しい微笑みがいつの間にか悪魔の微笑みに変化。
 
 
悪魔はあたしの髪に優しいキスをした。
 
 
 
< 92 / 116 >

この作品をシェア

pagetop