Mission、~俺達の未来~
キスは初めてじゃない。
「…ーっ」
ゆっくり入れた舌を悠生の舌がしっかりキャッチする。
絡み合う舌。
悠生があたしを抱く力は強くなっていった。
あたしもぎゅっと力を込める。
唇が離れた後、あたし達は数秒見つめ合った。
「…好きだ」
「あたしも」
「……」
「……」
「もう無理
我慢できねーよ」
「えっ…」
悠生が指先であたしの頬を触り、その指は首筋を通って胸の膨らみに触れた。