最愛な人



「歩いて来たの?」


「歩いて来ましたよ。
家から結構近いので」


「そうなんだ」


会話がなかったことも
あったが、色々話した


「ところで、何人と
付き合ったことある?」


「まあ、五人くらいです」


「そうなんや。どんなタイプすき?」


「明るくて、性格が良い人かな」

「そうか、エロくてもいいの?」

「!?」


エロい人でも良いの?
って
聞かれている時点で
やばい人なのかなぁ


そう思っていた


ほとんどの会話が
下ネタだった

例えるなら、飲み過ぎた親父の
会話だった

まるで、エロガッパだった


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