本当はずっとキミだけを…。

体を転がして、仰向けになって目を閉じた。


瞼の裏には、今もハッキリと大輔くんの笑顔が残ってる。



体を起こして、横に置いている棚の上に手を伸ばしてキラリと光る指輪を手に取った。



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