本当はずっとキミだけを…。


───あっ…。




ざわつく教室の中に入ってきた1人の男の子に



あたしの瞳は、釘付けになった。




大輔くんだ…。


まさかでもなく
見間違いでもなく

あたしの目の前には


「佐伯大輔です。よろしく」



大輔くんがいた…。






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