王子と王子の愛しの姫(仮)
「蘭~お待たせ~って・・・そちら・・・どなた?」
「えっとね、翠・・・「私、こういう者です」
川島さんは私の言葉をさえぎり、私と同じ名刺をわたした
私は翠の腕をひぱって川島さんに背をむけ、私は翠に小声で言った。
「スカウトだって~」
「うそ!」
翠も空気を読んで小声で言った。
「まぢ・・・」
「詐欺・・・かもよ?」
「確かに・・・そうかも・・・」
私みたいな可愛いくない女の子、スカウトなんてしないよね・・・
普通・・・
「ちょっと・・・聞いてみよう」