王子と王子の愛しの姫(仮)




~夜六時~





「姉ちゃんおめでとう!」





そう弟が笑顔で言う。




なに弟にまで祝ってもらってんだろっ






コイツ・・・前まで絶対なにもしなかったのに・・・





ま、えら~い良い子な私は素直にこういう




「ありがと~」





「あ、明日みんなに自慢してやろっ」





そういうことかっ!





「てか恥ずかしいから!絶対そういうの禁止!」





「やだっ」




こっ・・・コイツッううう!




このガキんちょ!!






成績2のくせにっ!
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