王子と王子の愛しの姫(仮)


~一ヶ月後~




つっついにドラマが放送された。





結局翠たちに話すのを忘れていた。




まあ、自分の姿がテレビに映るのはある意味恥ずかしくてっ・・・





すでにもう2話はとってある。





ただいま編集中。




「蘭!すごかったよっ」




お母さんがニッコリ微笑む。




「ありがとー」




私も微笑み返す。




明日から学校にいけるっ!




私はテレビを消して、自分の部屋へ急ぐ。





ハンガーにかかっている私の制服。





なんか二度目の入学式のようだった。





チャラリーン・・・





ケータイの音が部屋に響いた。




メール・・・



あっ川島さんからっ





内容は明日、サインを要求されるかもしれないということだった





つまり練習しとけってことだねっ















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