王子と王子の愛しの姫(仮)





~次の日~





私は鼻歌なんかをうたいながら、教室のドアをあける。






「おはよ~~」





いつもどおりに・・・




『おはよー』





って・・・





今日なんか違う!





みんな超私のことがん見してるっ!







「らっ蘭!」





翠が転びそうになりながら、こっちに走ってきた。





翠・・こんなにあわてないのに・・・





「昨日すごかったよぉ!



てか瑞希がなんで芸能人!?




なんか蘭しってる?




あってか、スカウトうけてたんだね~




だから超休んでたんだ~」





一方的に話す翠。





よくろれつまわりますねっ・・・





「あ・・・ごめんねっはなさないで・・・」





「ううん!超うれしい!親友が女優なんて!」




そういって翠は私に抱きつく。
< 139 / 178 >

この作品をシェア

pagetop