王子と王子の愛しの姫(仮)
~次の日~
私は鼻歌なんかをうたいながら、教室のドアをあける。
「おはよ~~」
いつもどおりに・・・
『おはよー』
って・・・
今日なんか違う!
みんな超私のことがん見してるっ!
「らっ蘭!」
翠が転びそうになりながら、こっちに走ってきた。
翠・・こんなにあわてないのに・・・
「昨日すごかったよぉ!
てか瑞希がなんで芸能人!?
なんか蘭しってる?
あってか、スカウトうけてたんだね~
だから超休んでたんだ~」
一方的に話す翠。
よくろれつまわりますねっ・・・
「あ・・・ごめんねっはなさないで・・・」
「ううん!超うれしい!親友が女優なんて!」
そういって翠は私に抱きつく。