王子と王子の愛しの姫(仮)
「失礼しマースっ・・・」
職員室では先生同士でなんか楽しそうに話している様子っ・・
「おおっ鈴木!どうしたぁ!」
けっこう若くて人気のある先生が私にそういった
「あのっ・・・ちょっと分からないことがあって・・・」
私は苦手な数学の教科書を開く。
「あ~っ・・・ここかっ・・・
鈴木休んでたからなっ」
そういって私の頭をぽんぽんと叩く。
なんか・・・私この先生苦手なんだよねっ
気安くしてくるというかっ・・・
先生としての教え方はバツグンなんだけどっ
「これはこうだから・・・」
先生はそう説明を始める。
私は必死に理解しようとし、教科書を覗き込んだ瞬間だった
pupupupupupupっpupupupupっ
げげっ・・・
私のケータイがなり響いたのだ
マナーモードにするのわすれたぁ!