王子と王子の愛しの姫(仮)
テレビ局につくと、芸能人の人が当たり前のように廊下を通る。
相変わらずなれない。
私は新人だからとにかくぺこぺことすれ違う人、人に頭をさげる。
「ここが楽屋よ」
「はいっ」
私は鈴木蘭様とかかれたドアに手をかけた。
「この番組、即興バライティーだから
共演者の人たちに挨拶にいっちゃダメよ
他に有名な人とかいたら楽屋にいって挨拶するのよ」
「はいっ」
私はそう川島さんにいわれるととりあえず、
中にはいってテーブルに置かれている台本を見る。
裏に共演者の人は7人、書かれていた。
私は座りもせず楽屋をでた。