王子と王子の愛しの姫(仮)
~二週間後~
3話を撮り終わって、学校にも登校できてちょっと落ち着いているとき。
「ら・・・ら・・・蘭!!」
翠が自分の読んでいる雑誌をいきなり見せに私の机にきた。
「・・・?
何コレ」
私は「栄えあるグランプリは・・!」
という小見出しのしたに写ってる男の人を指差す。
「蓮だよ!」
翠が青い瞳を見開く。
「・・・は・・は・・はぁぁぁぁぁあああ!?!?」
蓮の写真のしたのプロフィールにも私は注目した。