王子と王子の愛しの姫(仮)



5分後、たどり着いたのはゲーセンだった。



「よし!なにやる?」



「学校に行きたいです」



「なに?蘭って超真面目ちゃん?」



「サボりはしないタイプです!!」




私はサボりを強調して言った。



「♪~プリでもやろっか~」


話しきけよ!



そういってプリ機の中に引きずりこまれた。


”はい、笑って~”


プリ機の声・・・



笑えません。


だって・・・・隣は・・・悪魔ですよ?



私の大嫌いな男が立ってるんですよ?



笑えませんよ・・・・



「蘭!笑え!!!!」




「無理・・・・」



「なになに~・・・蘭って、実は写真嫌いなタイプ?」


「・・・・・・・・・・」



何も言えないし・・・
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