王子と王子の愛しの姫(仮)
チャラリン~♪~~
ケータイ・・・
誰だ!!木原蓮か!
ディスプレイを見た。
と・・・と・・・富山先輩だぁっ!
私は素早く通話ボタンを押した。
「もしもし!!」
『蘭ちゃん?』
へ・・・今・・・蘭ちゃんって・・・?
『じゃなくて・・・鈴木さん?』
「あ・・・はい」
蘭ちゃんでも良かったのに・・・
『今・・・時間大丈夫?』
「え・・?何でですか?」
『いや・・・蓮にその・・・脅迫っていうか?その~』
「ああ・・・あのことですか。」
『家いってもいい?』
「え!」
部屋~・・・汚いよ~
『ダメ・・・だよね』
「いえ!大丈夫です!!何分くらいでつきますか!?」
『15分くらいで』
「分かりました!準備しときます!!!!」
『うん。じゃあね』
ピ・・・
富山先輩が来る!!
掃除、掃除、掃除だぁっ!