王子と王子の愛しの姫(仮)



チャラリン~♪~~



ケータイ・・・



誰だ!!木原蓮か!


ディスプレイを見た。



と・・・と・・・富山先輩だぁっ!



私は素早く通話ボタンを押した。


「もしもし!!」


『蘭ちゃん?』


へ・・・今・・・蘭ちゃんって・・・?


『じゃなくて・・・鈴木さん?』



「あ・・・はい」



蘭ちゃんでも良かったのに・・・


『今・・・時間大丈夫?』



「え・・?何でですか?」


『いや・・・蓮にその・・・脅迫っていうか?その~』


「ああ・・・あのことですか。」


『家いってもいい?』



「え!」


部屋~・・・汚いよ~


『ダメ・・・だよね』



「いえ!大丈夫です!!何分くらいでつきますか!?」



『15分くらいで』


「分かりました!準備しときます!!!!」


『うん。じゃあね』


ピ・・・



富山先輩が来る!!



掃除、掃除、掃除だぁっ!

< 32 / 178 >

この作品をシェア

pagetop