王子と王子の愛しの姫(仮)


私はドアを開けた。



「こんにちわ」



「うん・・・これ。手ぶらじゃ悪いと思って・・・」



そういって渡されたのは小さな紙袋。



中をみるとキレイで可愛いケーキがはいっていた。



「そんな・・・気つかわなくてよかったですよ?」



「ははは・・・」



「じゃあ・・・取り合えず私の部屋行きます?」



「あ・・・うん」


私達は階段を上がり、部屋に入った。
< 34 / 178 >

この作品をシェア

pagetop