王子と王子の愛しの姫(仮)


そして私は机にあった教科書やらなんやらを見つめる・・・



「じゃあやろうか」



「はい!!」


そういって私はもう一個イスを用意した。



「じゃあ・・・どれからやる?」



「私・・数学苦手なんで・・・数学から・・・」



「うん・・・結構範囲広いよね・・・これ」



「はい・・・」


「えーっと・・・・まずコレは・・・・」



呪文のようなものが聞こえる・・・なんじゃそれ?


Y X?


はい?


「あう~そのもうちょっと簡単に説明できませんか?」



「あ~ごめんね?」



「いえ・・・私の要領が悪いのがいけないんで」


「そんなことないでしょ」



「そんなことあるんです・・・」


「そうなんだ・・・」
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