王子と王子の愛しの姫(仮)



今日も、無事に学校を終わり、今親友の山本 翠と通学路を歩いていた。






翠はかなりカッコいい。





金髪のショートカット、青く綺麗な瞳がとくに目につく。




クォーターで、アメリカ系の血が入ってるそう。




だから髪は地毛だし瞳だってカラコンなんてものではない。




最初のうちはめちゃめちゃ先輩にいわれてたけど・・・








「はぁ・・・今日も王子よかったわ~・・・」




翠は木原蓮のファンらしい





「ばかっ!あの木原蓮のどこがいいの!ちょっと洗脳されてる!」





「洗脳なんてされてないから!!」




「もうっ!富山先輩のいいところが分からないなんてさっ翠もかわいそうな一人だね・・・」




私は大げさに言う。





こんな感じで、王子が二人いると対立することも多々ある。





「なにそれ~」






翠はそういって私の脇をくすぐった





私はくすぐりが一番苦手なため、体をそって抵抗した。




「やめっ!きゃははっ」



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