王子と王子の愛しの姫(仮)



「いこうか!」




私が最初に歩き出す。





そして、適当にフラつきながら私がたずねる。



「妹さんの好み分かる?」




「ごめん・・・分かんないや・・・」



そうだよね・・・男の子ってそういうのわざわざ確かめないよね



じゃあ・・・



「部屋の家具の色とか・・・」



「ああ!青ばっか集めてるよ~」


ふう・・・今度は即答で良かった・・・




「そっか~じゃあちょっとイメージ固まってきたなぁ」




私達は青を求め、雑貨屋に足を運んだ。
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