王子と王子の愛しの姫(仮)





瑞希SIDE




「・・・」




俺は見ちゃったんだ。






強く・・・強く抱き合ってる蓮と蘭を。






さっきの涙に俺は期待してた。





もしかしたら_って





そんなの夢のまた夢なんだ。






「あの~・・・すみません。」




「・・・ハイ?」





俺は声がしたほうに振り返った。
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