きらきら★とれいん
2nd
それでも好きだから
あの日、どうやって家に帰ったのかあまり覚えていない。
泣き崩れた私を、駅員さんがずっとなだめてくれて、眠ってしまったから。
ただ、誰かが迎えに来てくれたような気がする…。
そして、飛ぶように月日は流れ、今日は専門学校の入学式。
もちろん、星司…くんとは連絡をとっていない。
アドレスは、残ってるけど。
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それでも好きだから