きらきら★とれいん
「…ふぅ。あんたもねぇ。
すぐ、とは言わないけど、いつまでも星司くんを想ってばかりじゃ幸せにはなれないからね?
じゃあ、お母さん帰るから。時々は連絡しなさいよ?
あと、男の子ばかり連れ込むのとかもやめてね。」
「はいはい。」
「まったく。あんたって子は。いつまで反抗期なんだか…。」
お母さんはぶつぶつ言いながら帰っていった。
専門学校は、市内とはいえ地元の田舎から通うのは無理だったから今日から一人暮らし。
…そこだけ、星司くんとオソロ。
それだけで嬉しくて、淋しかったけど頑張れる気がした。