きらきら★とれいん
「星司、…この子、誰?」
星司くんに腕を絡める女の人はちょっと唇を尖らせている。
雑誌とかに載ってるみたいな綺麗な洋服と見本みたいなメイク。都会の女性だ。
「高校の同級生…だった人。」
「そうなの~?でも、高校は遠いって言ってなかったっけ?」
「遠いよ。だから、びっくりして声かけたんだ。玲子、だから黙ってろ。」
「んも~。なによ。」
玲子さんと呼ばれた彼女は、もういいとか言って去っていった。
え、なんだかごめんなさい…。