*オレンジ色の空*
カフェを出て、駅まで歩く途中に、


不良?らしきものに絡まれた。


「ねーねーそこのお姉ちゃん、今暇してるー?」



「俺達と遊ぼうよー」




こんな、スーツびしっときて、髪の毛はポニーテール。


地味な格好してきたつもりなのに・・・。


そうおもって、私はついため息をもらした。



「けっこうです」



「そういわないでさーっ」



「ねー?」




そういって、腕をつかんでくる。




・・・いたい。



はっきりいうと。



「やめてください!!」




「気の強い子っていいよなー」



・・・きいてない・・・




私が精一杯抵抗したけど、腕のつかむ力はどんどん大きくなるばかり。
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