*オレンジ色の空*

5

何がどうであれ、時間は過ぎてゆくもので。


仁と二人でブラブラと歩いていて、


4時ぐらいになったから、仁の家に帰ってきた。


もう引越し業者の人は居なかった。





「はい、ホットココア」


「ありがと、仁」





このココアにのっかった、ふわーっとした生クリームがココアにあってるんだよねぇ・・・





「椎、このココア好きだもんな。」


「うん、好きーっ」





そういったら仁は笑ってコーヒーをいれていた。





「今日ここ泊まってくか?」


「いいの?」


「いーよ、一人暮らしなんだし」




そういってまた笑った。
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