不器用恋愛~甘いキスをあなたと♥~
「ははっ。悪い、悪い」
くしゃとした顔で笑った。
太陽みたいな、明るい笑顔で……
そんな姿に、またドキッとした。
こ、これはこの人の顔がカッコいいからだよ……
そう……それだけ……
「お前、名前は?」
お前呼ばわり!?
「……鈴加」
そんな言い方にちょっとイラッとしながら、そう答えた。
「鈴加?……可愛い名前だな」
「っっ///」
「俺の学年では見たことねぇ顔だな。2年?」
「あっ、うん。2年B組」
……ん?
ってか今、この人俺の学年って言った?
「あの……もしかして、あなたは先輩……ですか?」
「あぁ。3年C組」