不器用恋愛~甘いキスをあなたと♥~
はぁ―……
そのまま授業に入り、俺はただ、たんたんとその授業を聞いているだけだった。
「おい、司。学食行こうぜ」
「あ……もう昼?」
「はあ?お前寝ぼけてんなよ。もうとっくの昔に昼休みだぞ」
あぁ―……、やべぇ――
マジ意識どっか飛んでた……
頭がまだボーッとしたまま、夏輝と食堂に向かった。
「んじゃ、俺Aランチで。司は?」
「俺?んじゃ俺も同じのを」
学食に着き、Aランチを頼んだ。
「はいよ」
5分もしない内に出てきたAランチ。
作り置きしてたな……
「席、空いてるか?」
キョロキョロと周りを見渡す夏輝。
昼時は混んでいて、大半の机が埋まっていた。