Reila


「慧太くんの着替え場所は、こっちね。」


「あぁ。」




…こんなふわふわした笑顔の奴が?




…レイラ。

 君は、一体どんな傷を負ったんだ?





あの時俺は、右目が使えなくなった。


皿の破片で、眼球までいった。

今も、この右目は見えない。



何とか開きはするが、光すらも感じられない。



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