Reila



俺はソレをそのままゴミ箱につっこんだ。


「…もう家に犬はいない。」




すると、イキナリ携帯がなった。

開くと、今日会った女からだった。



『今日はありがとぉ。すっごいよかったよ。また今度やろーね!』



一回ヤったからって、調子にのりやがって…。


「誰がやるか、カス」


俺はケータイを投げ捨て、ソファーにドカッと座った。




「はぁ……。」


右目が疼く…。




雨の日は、いつもそうだ。





< 4 / 45 >

この作品をシェア

pagetop