True colors
さすが有名会社の代表取締役。私の出る幕もなく、あっという間に引っ越しが完成した。


そして気が付けば私は大きな屋敷の一部屋のベッドに腰をかけていた。


きっと私はこの大きな屋敷でお姫様のように暮らして行くんだろう……。


それはきっと誰もが羨むような暮らしなはず…。


なのに何故だろう。


目から涙が溢れてくるのは…。


お母さんと暮らしていた思い出のあるあのマンションに帰りたい……。
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