由愛の太陽

「由愛ー」

「ねえ、どんな病気?」

「は?」

「どんな病気?大丈夫なの?」

「小児脳腫瘍てやつ」

「治るんだよね?」

「多分ね。」

………………………
なんで沈黙?

「ねえ「「俺!まじで由愛が好きだから。由愛は傷つくかもしれないけど、付き合ってほしい。本当にもう由愛にしか恋しないから。」」

「由愛にしか恋しないって浮気する気だったって事?」

「違うし」

「しょうがないなあー」

「ありがとうー!」

「でも由愛も裕稀が好きだった//」

「なにー?」

「何でもないし!」

「じゃあ今日は帰るね」

「うん」

「また明日ね」

「ばいばい」

――――――――――――――
「裕稀喜んでたみたい。ありがとうね。」

「いいえ。じゃあ帰りはバスで帰るんで」

「じゃあまたね。後無理して来なくていいよ。すぐ退院だと思うから。」

「はい。」

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