由愛の太陽
「ただいまー。」
いつもどうりに帰宅する。
今からスイミング行くのに
今日はバスが来ない…
「今日バス遅いね。」
「あ、由愛お帰りなさい。
大事な話があるから、こっちおいで。」
「お父さん今日お仕事は?」
「いいからこっち来なさい。」
あれ?
なんでみんな集まってるの?
「今年の夏休み、おばあちゃん家の近くに引っ越すことになったんだ。今の学校の子とは離れちゃうけど、大丈夫だよな?」
引っ越す?由愛達が?
本当に?やったあーー☆
引っ越しをするのに
憧れを持ってるから
余計に嬉しい♪
…お母さんがなんかおかしい。
「お母さんどうしたの?」
「由愛と桜ね、
引越しにはお金がかかるから
スイミングとチャレンジやめなくちゃいけないの…
それでも大丈夫?」
「でも決まったんでしょ?
由愛は全然いいよ。桜と空花は?」
「桜ね友達と離れるのは嫌。」
空花は言ってる事が
イマイチなのか、
話の内容が全く掴めないので
どうぞ勝手に話を進めて下さいみたいな顔をしてる。
まあ、この解釈は由愛が勝手にしたことで本当にそう思ってるのかは分からない。
てかむしろ思ってないか…
「ごめんね桜。」