死に神ゲーム

side・・・shisui




帽子を手でおさえながら私は階段を一段一段おりる。



「・・・北海道・・・のどかな所ですわよね」




「そうですね。新鮮な美味しい食材も沢山ありますし」




隣の紬もニコニコと辺りを見渡す。


仮にも華乃宮の者がいきなり空港にジェット機で現れたりでもしたら大騒ぎ。





「だからって、土地をたかだかジェット機着陸させるためだけに買いますでしょうか・・・?」




「旦那様は派手な事が大好きですから」





そんなことをニコニコと言われても・・・。




「それで、今は何時ですか?」




「1時ですね」




後2時間・・・。





「プラントランドの手配は?」




「しっかりとしております」




「そうですか。では、時間前に行きましょう」




「はい」





ジェット機から車を出すとそれに乗り込み私と紬はプラントランドへと向かった。



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