死に神ゲーム
やっと園内へと入れた時には3時まで残り数分だった。
こんな事ならもっと余裕をもって来ればよかった・・・。
「それにしても、3時までに入園したかなんてどうやってわかるんだろ・・・」
ゲートをくぐってすぐのところにあったベンチに座り、辺りを見渡す。
特に死に神ゲームに関係していそうな人物は見当たらなかった。
それから小1時間程度座っていたけど特に何もない。
「・・・まさか、詐欺とかだった?」
嫌でも、五年前の事ってそんな事を書いてあったんだからそれは考えにくいし・・・。
「・・・ま、せっかくのプラントランドだし、遊ぼ」
立ち上がると私は絶叫マシーンの方へと向かった。