純情&可憐、♂と♀組。
-ジュンジョウカレン、オトメグミ。-
「懐かし~っ!まだその傘持ってたのかよかれん!
じゃあ、入れて行ってくれよ。
…そう言えば、小さい時に何度か、その傘に二人同時にお世話になったよな。」
「そうだね。懐かしいね。」
「…あ、あれ?何か、狭くないかこの傘の中。」
「まあ、二人とも大きくなったからじゃない?」
「かれんが太ったんじゃないか?」
「失礼な!潤の方こそ。
この頃よく食べるし。」
「俺のは筋肉。ほら、俺の胸や腹を触って見ろよ。」
「どうせぶよぶよで…って、あれ?」
かれんは驚いた。確かに、固い。筋肉だ。
「へへん、どうだ!お前の方こそどうなんだ?俺みたいに胸や腹はカチカチか?」
潤の言葉にかれんはむっとしたが、何も言い返さず、ただ潤をにらみつけていた。
「にらみつけたって無駄だぜ?何も言い返さないって事は、やっぱりぶよぶよ、太ったんじゃないか。」
「…太ったんじゃないよ。」
「いいや、太った!太っちょ、太っちょ!」
「…」
「かれんは太っちょだ!」
じゃあ、入れて行ってくれよ。
…そう言えば、小さい時に何度か、その傘に二人同時にお世話になったよな。」
「そうだね。懐かしいね。」
「…あ、あれ?何か、狭くないかこの傘の中。」
「まあ、二人とも大きくなったからじゃない?」
「かれんが太ったんじゃないか?」
「失礼な!潤の方こそ。
この頃よく食べるし。」
「俺のは筋肉。ほら、俺の胸や腹を触って見ろよ。」
「どうせぶよぶよで…って、あれ?」
かれんは驚いた。確かに、固い。筋肉だ。
「へへん、どうだ!お前の方こそどうなんだ?俺みたいに胸や腹はカチカチか?」
潤の言葉にかれんはむっとしたが、何も言い返さず、ただ潤をにらみつけていた。
「にらみつけたって無駄だぜ?何も言い返さないって事は、やっぱりぶよぶよ、太ったんじゃないか。」
「…太ったんじゃないよ。」
「いいや、太った!太っちょ、太っちょ!」
「…」
「かれんは太っちょだ!」