青空のむこうに~バスケに恋して~
「もう少し二人に寄りかかってもいいんじゃないかな?って、俺は思うよ?」
「でも…」
「エンリョするって事は、二人を友達に見てないって事?二人がそんなに信用できない?」
「そうじゃないよっ!…でも、負担かけたくない…」
マホや虎鉄はすごく頼りになる。
私が言わなくても何となく悟ってくれて、何があったか無理に聞こうとしない。
こんなに居心地がいい場所があったなんて知らなかったから…。
同時に失いたくないって気持ちもあって、自分を全部さらけ出せない。
また引き裂かれるような想いはしたくないから…。