青空のむこうに~バスケに恋して~


「もう少し二人に寄りかかってもいいんじゃないかな?って、俺は思うよ?」

「でも…」

「エンリョするって事は、二人を友達に見てないって事?二人がそんなに信用できない?」

「そうじゃないよっ!…でも、負担かけたくない…」


マホや虎鉄はすごく頼りになる。

私が言わなくても何となく悟ってくれて、何があったか無理に聞こうとしない。


こんなに居心地がいい場所があったなんて知らなかったから…。

同時に失いたくないって気持ちもあって、自分を全部さらけ出せない。


また引き裂かれるような想いはしたくないから…。


< 148 / 287 >

この作品をシェア

pagetop