青空のむこうに~バスケに恋して~
そうだ…。
この事を、トージにメールで伝えないと…。
「おめでとう、ゆず!」
「頑張ったねっ!」
そう言って私にとびついてきたのは、翠とリエ。
二人ともボロボロと涙をこぼしてる。
「あ…ありがと…」
「本当によかった…。またバスケットと関われるようになって…」
「…ごめんね。今まで、気を遣わせちゃって…」
私の涙もさらにこぼれだす。
「ううん。本当によかった、よかった…」
自分の事のように翠もリエも喜んでくれた。
「よく頑張ったね。おめでとう。改めてよろしくね!」
「マホ、本当にありがとう。私の方こそよろしくね!」
ギュッとマホと手をにぎりあった。