青空のむこうに~バスケに恋して~
「やめてっ!」
「うるせーな!すぐその気にさせてやるから…」
もしかして…幸せを夢見た、私への罰…?
私が、自分の幸せだけを求めたからこうなったのかな…?
やっぱり、私は幸せになるべきじゃなかった。
ごめんね、トージ…。
ごめんね、モル…。
マサシの手がブラウスのボタンにかかった時、私はもうダメだと反射的に目を閉じた。
すると、次の瞬間…
ガシャーンという音と共に、窓ガラスが割れた。