ベタ惚れlove
「摩佐子ちゃん?
いや…
羽南ちゃんかも?」
「誰でもいいだろ」



「よくありませんよ!!」
「叫んでんじゃねーよ」
「ごめんなさい」



羅那と言う女が
頭を下げる



「羅那
何処にいんの!?」



「あの…
ここ何処ですか?」
「図書室」
「それは
知ってますよー」



「なら聞くな」
「うぅ
妙ちゃんが
呼んでるんです」



妙‐タエ‐ちゃん?



「誰だそれ?」
「あたしの
お友達ですよー」



「呼んでるんだから
行ってやれよ」
「それが
ここ無駄に広いから
どこにいるのやら?」



「あそこらへんから
声が聞こえたぞ」
「あそこらへん
って何処ですか?」




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