願望恋愛♪ ~もしも・・・~
「芳樹っ!
お前いい加減にしろよっ!」
課長の声が
リビング中に響く…
「ちぇっ…」
私から離れると
ソファーにどっかりと
腰を降ろした
「芳樹、ここに住むんだったら、
食費くらいは、入れろよな
タダってワケにはいかんぞ
山内くんも、
光熱費は、入れてくれてるんだから」
ソファーに座る芳樹くんを
見下ろし、
課長が言う
「えぇっーーーっ!
マジかよっ! オレ、そんな金ねぇよ
てっきり、タダで置いてくれると思ってたのによー
兄弟なんだからいいじゃんよー
頼むよ、アニキぃー」
うわ…
なんじゃこの脛かじり坊主…