願望恋愛♪ ~もしも・・・~
「なぁ、芽依?」
自分の部屋に移動しようとした時、
芳樹くんに呼び止められた
「ん? なに?」
私が返事をするのと同時に
芳樹くんが、
私の目の前に近づいてきた
え…?な、なにっ?
「俺、芽依の言葉で
気が付いたんだぜ…
結構言い方キツかったから
正直、凹みそうだったけどさ…
でも、
芽依が言ってくれなきゃ、
俺、このまま4年になっても
遊んでたと思う…
なぁ、芽依…」
真剣な顔、真剣な瞳、真剣な声…
背の高い芳樹くんを
見上げた私の心臓が、
爆発しそうなくらいな早さで鳴り始めた…