願望恋愛♪ ~もしも・・・~

「大丈夫か…?」


座り込んだ私の傍に、課長が近付き
私を気遣ってくれる


「あ…、は、はい…」


返事をして、立ち上がろうとするけど
足に力が入らず、上手く立つことができない…


すると
身体がふわり…と浮いた


え…?


課長が私をお姫様抱っこしようとする体勢になった


「か、かちょ…、
私、お、重いです…よ…

腰、悪くしちゃい…ますって…」


そんな私の言葉も聞かず、
ひょい、と私の身体を持ち上げる


う…


仕方なく、私は課長に身体を預け
必然的に私の腕は課長の首にまわる…


うわ…


なんか…


すごい…ハズかし…んです…ケド…

そんな私のことなどお構いなしに
リビングのソファーへと
私を降ろしてくれた


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