願望恋愛♪ ~もしも・・・~
「課長…
私…
叔母が戻ってきたら
自分の居場所へ帰りますので…
その…
芳樹くんとは…」
そう…
だって私は、今日子だもん…
誰かとどうこう、なんて
やっぱり…よくない…と思う…の
「そう…か…」
また、カップに口をつけ
溜め息をついた
「あ、今日は疲れただろ…
俺たちの夕飯とか、気にしなくていいからな…
ゆっくり休んでくれ…」
「はい…」
これ以上、ソファーで
向かい合わせにいるのも
居づらいので、
自分の部屋へ戻った
部屋へ戻っても
さっきの課長の表情が頭から離れなかった